- サーフィン大会情報 | ノースショアのサーファー
- 2009年12月22日
7年程前。
ハレイワの沖。
6フィートの波がバリバリ割れている日。
トイレットボールで寸前でゼエゼエしているボーダーの私の横で、
一人の女性が板もフィンも無しで泳いでいた。
えええ、、、、この人、大波の中を泳いでいるなんて、
頭、おかしいのかな?
一瞬まじで思った。
そう思った矢先、
身長が120センチほどのブロンズヘアの子供が
彼女を目標に嬉しそうに向かってくる。
沖に戻ってきたその子供を、笑顔で迎え、励まし、
パドル力が必要なノースでのテイクオフには子供には難しいはずだが、
彼女がテールを少し後ろからプッシュしてやる事で、
少年の大波乗りが可能になっているんだった。
あ~すげ~親子だな~。
大人ですらもビビる様なサイズの波。
お母さんにとっても素で流れに逆らいポジションを守るのは、
容易な事じゃないはず。
しかも押した後には必ず彼女、波の洗濯機の中へ引き込まれているし。
しかし、その親子、
お互いの存在の確認の安心感が恐怖心を上回っている様に見える。
2人のベクトルが同じ方向に向いて、一緒に前へ前へと進んでいる様。
アドバイスだけじゃなく、言葉すら無い。
2人の間にあるのは、笑顔とアクションのみ。
スパルタ、我慢、努力、歯を食いしばる、、、そんな事とは無関係で、
ただただ、安心から産まれる本物の自信が、
少年と大波の不可能を可能にしているのだった。
『一緒に泳ごうよ~』という子供たちを
自分が波に乗りたいが為に、邪険にし、
岸に置いてきてしまった私。
ものすごく恥ずかしく感じた瞬間。

先日のパイプマスターズの最年少選手、ジョン・ジョン・フローレンスが
ラウンド3で10点満点のバックドアチューブライドを見せた。
結局、負けてはしまったものの、WCT相手に16歳の少年の
堂々とした戦いぶりに、動かされた人も少なくないはず。
彼こそが、その時の少年。

【掲載写真に関するお問合せ先】alohaemiko@hawaii.rr.com
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| ジョンジョン・フローレンス | パイプラインマスターズ | 最年少選手 |
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