- サーフィン大会情報
- 2009年01月17日
Aくん:『最近サーフィン上手くなってきたから、そろそろ世界チャンピオンを目指してみようかと思うんだ。でも、まずはどうしたら良いんだろう??』
もちろん誰にでも公平にワールドチャンピオンになれるチャンスはあります!
そんな大志をいだく青年Aくんの為に
以下、簡単に現在サーフィン界にあるツアーの仕組みを説明していきましょう。
ASPの試合に出る!
現在サーフィンの業界でしっかりとワールドツアーという看板を掲げているのは
ASP(アソシエーション オブ サーフィン プロフェッショナルズ)のみです。
ゴルフのPGAツアーのサーフィン版ってとこですね。
なので、ますは、そのASPの試合に出なければならないんです。
詳しくはこちら。ASP日本語サイトです。
http://www.aspjapantour.com/2007/
そのASPでは2ツの世界ツアーが用意されてます。
というのは地球上のサーファーを集めて、試合をしたんじゃあ、
人数が多すぎて、何日かかってもその試合は終わりませんよね。
そこでASPが工夫し、WCTツアーとWQSツアーに分けたんです。
WQSツアー(予選)でWCT出場権を得る!
Aくん:『WCTかWQSかどっちに出るかは自分で選べるの?』
いいえ。Aくんが出られるのはWQSの方です。
WQSとはクオリファイツアー。ようするに予選会ツアーです。
まずはその(世界各地で行われる)WQSの試合をまわって、良い成績を出せる様に頑張る。
各試合の出た結果でポイントが貰えますから。ポイント制で年の終わりの最終ランキングで、Aくんがもしトップ15位に入れれば、次の年にWCT(ワールドチャンピオンツアー)に入れます。
行われる場所や時もWCTとWQSでは全く違うんで、しっかりスケジュールを確認してくださいね。
http://www.aspworldtour.com/2008/
↑から<03 SCHEDULE>で、確認。
WCTツアー(本戦)に参加する!
Aくん:『WQSで優勝したらワールドチャンピオンなの?』
いいえ。WQSは(さっきも言いましたが)あくまで予選会ツアーですから、1位になってもWQSのチャンピオンと呼ばれますが、ワールドチャンピオンではありません。
WQSの15位以内に入ることが出来れば、次の年のWCTツアーに出る資格が貰える。
で、そのWCTツアー選手として世界各地で行われるWCTの大会を廻り、
良い成績をだしてポイントを稼ぐ、、そのポイントが高い順がその年の結果として残る。
そのWCTツアーの最終ランキングで一番多くポイントが取れたら、事実上のワールドチャンピオン、ということになるんです。
ただし、そのWCTで最終のランキングが23位以下になってしまったら、また次の年はWQSへ転落してしまいますよん。
(ちなみにWCTの選手がバックアップとしてWQSを廻るということも出来ます。そこでもしバックアップでWQSを廻っていたWCT選手が、WCTの最終ランキングで22位以内に入り、WQSでも15位以内に入ったとしたら、当然WQSからの権利はいらなくなり、一席空く。その場合はWQS16位の人がその空いた分の出場権を得られるということになるんです。)
ツアーを廻る資金はどうする・・・?
Aくん:『でも、世界を廻るのってお金が掛かるよね。ツアー廻っている選手はお金持ちなの?みんな旅費は自前なのかな〜』
(笑)現実的な疑問ですね。たいていのサーファーは、こういう行程を辿ります。
まずは地元の試合(日本だったらJPSAなど)で活躍して、実力を世にしらしめる。名声をあげれば、スポンサーがつく。スポンサーがつくという意味は、サーフボードメーカーや洋服メーカーが 「私んとこのボード(または洋服)を使って活躍してくれれば宣伝になるから」というのを条件に、サラリーをくれたり旅費をくれたり、と、金銭面の援助に廻ってくれることです。
ちなみにブラジリアンの友人で昨年までWCT選手だったビクター・リーバスは、その金銭面をサポートしてくれるスポンサーが無く、各試合で貰える賞金を次の旅費に廻していました。
また別のWCT選手の話ですが、やはり十分な旅費が無く、キリスト信者であることを利用し、各国の教会の床に寝ていたというエピソードもあります、、。
トホホ、、、サーフィンASPツアーの賞金はゴルフツアーやテニスツアーに比べると、ものすごく安いんです。好きという熱意がなければ、ツアー選手。
なかなか続けれないというのも事実です。
トリプルクラウン は特別ルール
Aくん:『そっか。全部廻れないとしたら、名誉ある戦いだからトリプルクラウンだけにでも出ようかな〜。サンセットとパイプはWCTだけど確かハレイワはWQS だもんね。』
Aくん、それは良い考えですねえ。ハワイに気候もいいし、波も迫力ある。
出場することに意義がありますもんね。
しかし、、、
そう考える人が多い様で、そのトリプルクラウンだけは特別なルールがあるんです。
トリプルクラウンのハレイワは最終戦なのですが、ある程度その前のWQSの大会でポイントを稼いでおかなければ出れないんです。だから地元ノースの選手もわざわざトリプルクラウンに出たいが為に(他の国で行われる)WQSの試合を数戦だけ出にいったりしていますよ。
シーズン前のASP登録、初戦からの参加がおすすめ
Aくん:『じゃあ、古都廻りも兼ねて、スペインの大会や、エッフェル塔近くでマドモアゼールとの出会いを期待してフランスの大会なんかもいいかなあ。』
Aくん。目的は世界チャンピオンじゃなかったっけ?
でも、せっかく廻るんだったら文化も学びたいものですよね。
そういう感覚でWQSへ参加するのもいいかもしれません。
でもね、Aくん。いくらWQSといってっも大会に出られる人数は決まっていて、もし、人がたくさん参加を希望している人がいたら、WCT選手や(大会)スポンサーピックの選手やすでにポイントを稼いでいる人が優先になってしまうんです。
ですから、シーズン始まる前にしっかりASPに登録して最初の試合(オーストラリア)から参加することをおすすめします。
大会によるスターの違いは?
Aくん:『大会についてる何何スターっていうのはなんなの?やっぱりスターが多い方が高級そうだから、そんなのに出た方がいいのかなあ』
例えば3スターの大会と6スターの大会、違いはあります。
でも高級かどうかってことじゃなくって、大会に協賛するスポンサーがいくら出すかでスターの数が変わってくる。
スターが多ければ賞金も多い。それに同じく優勝したとしても、もらえるポイントが大幅に違うんです。
Aくん:『じゃあ、6スターのだけ出てみようかな。』
Aくん、それがですね。
みんながみんなそう思うわけです。一回の戦いでたくさんお金が貰えたり、たくさんポイントを稼げればこしたことがないですものね。
しかし、やはり、スターが多い大会はWCT選手を含めて強豪が揃ってしまうんです。当然勝てる可能性も減ってくる。無名の若手は逆にスターの少ない大会に出ることも手です。というのは強豪の少ない大会で成績を残せば、それがキャリアになって残るし、名前もパブリックに出る。それがスポンサーが付くチャンスとなる、、というワケです。
Aくん。道のりは長いけど、、、頑張ってね!
Aくん:『頑張りま〜す!!』
写真はアンディー・アイロンスが世界チャンピオンになった瞬間の写真です(サンセットビーチ/2002)
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【掲載写真に関するお問合せ先】alohaemiko@hawaii.rr.com
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