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モロカイ島〜オアフ島までのパドルレース

先週の日曜日(25日)、
モロカイ島〜オアフ島までのパドルレースが行われました。


モロカイ島〜オアフ島までのパドルレースジェイムス・ミッチェルが 8回目の快挙!

数年前に膝を痛めて手術をしたにも拘らず、
2位に水を開けるどころか、湾を開けて優勝!!


(彼ゴールのカイルアビーチ(湾)に入りゴールした後に振り返ってみると、
誰もまだ湾に入ってきていなかった。
視界に2位の人がいなかった という事でしたから(笑))

ハワイのビーチ

一口に 《モロカイ〜オアフ間のレースでミッチェルが優勝》というと
何だか簡単そうに聞こえてしまう(??)けれども、
その間の潮の動きは 世界でも5本の指に入る激しいもの。


その激しさをモロカイという本の中でこう説明されています。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
" Remember what the boat trip here was like?
The nine hours smooth ride-how many times did you throw up?
You think you gonna swim the Kaiwi Channel like it's somebody's both
tub?
Hey you're leaper! Get used to it!
You can swim to china and it's not going change anything.

ここまでのボートの旅、思い出してごらんよ。
9時間も掛かったスムースな旅で(皮肉)
何回、吐いた?
カイヴィチャンネルを誰かんちのお風呂かなんかを泳ぐ様に渡れると思ってんの?
あんたはハンセン氏病にかかってるんだよ!!
認めないと!!
たとえ、中国まで泳ぎきったとしても
その事実は変えられないんだよ!!

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

話題がズレてしまう様ですが、1800年の後半、
ハワイには多くのライ病患者がいました。

(第二次世界大戦の終戦頃に、ライ病に効く抗生剤
がヨーロッパから入り患者数は激減した)

ハンセン氏病について知りたい人はこちら。
http://en.wikipedia.org/wiki/Leprosy

その病気は伝染性があると言われ(本当に伝染性があったかは実は謎ですが)

保健所の人たちが島中の人の中を(まるで警察が悪人を探すかの様に)
患者を見つけ出し、ホノルルに一時収容。

テストの結果で完全に陽とでた人間をモロカイ島行きの船に詰め込んだ、
という事です。


先ほどの文の中で、モロカイ島から泳いでオアフ島に帰ろうとしたのは、

サトウキビ畑の労働者募集にのって1880年にオアフ島に移った
ご両親を持つ日系の二世の若い男の人。

サトウキビの仕事は賃金が安く仕事量も多いという苦境の中で育てられた彼。

《俺たちの様に奴隷ではなく、学をつけて出世するんぞ》と借金を抱えてご両親、
彼を良い学校に入れたそうです。

彼もまた(親の気持ちを組んで)優秀な成績でその学校を卒業。

銀行への勤め(エリートへの道)も決まっていて、
ゆくゆくはご両親に働いたお金を貯めて、大きな家を買ってあげようと
大志をいだいていた矢先に 
このライ病にかかって、モロカイ島に来るハメになったのでした。

(泳いででもエスケープして帰ろうをした彼の気持ちもわかりますね)

それを同じ病気でモロカイに来ていたレイチェル(この本のこの主人公)が
彼に先ほどの言葉を投げかけたのです。


《世界のどこに逃げても自分の状況から逃げ出す事はできないんだよ。》


彼をモロカイ島に腰を降ろす決意をさせた
このモロカイ島〜オアフ島間のカイヴィチャンネル。

どれだけパドラーたちの偉大さがこの本を読んでみて

よくわかりました。

みなさまも ぜひ!

(ハワイの神話なども物語の中に出てきます)

【掲載写真に関するお問合せ先】alohaemiko@hawaii.rr.com

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